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新入生必見!慶應義塾大学の15バンドサークルを徹底解説!

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新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!オールジャンルバンドサークル、慶応シャンソン研究会です!大学に入ったらまず考えるのがサークル選び。新入生のみなさんの中には大学ではバンドサークルに入りたい!と考えている方も多くいらっしゃると思います。ですが慶應義塾大学は音楽活動がとても盛んで、バンドサークルだけでなんと15個以上もあるんです!新歓期間だけで、こんなに多くのバンドサークルの中から自分に合ったサークルを見つけ出すのは至難の業です。そんな問題を解決するため、この記事では各バンドサークルの演奏ジャンルや特徴などを徹底解説いたします!「バンドサークルに入りたいけどどのサークルに入るべきかわからない」「新歓期間だけでサークルの情報を十分に収集できるか不安」といった悩みを抱えていらっしゃる方はぜひ参考にしてみてください!


1.基礎知識

早速サークルの紹介を始めたいところですが、バンドサークルを紹介するうえで皆さんに知っておいてほしい基礎知識がいくつかあるのでご紹介します。

1-1.塾生会館

塾生会館は日吉キャンパスにあるサークル活動を行うための棟です。この棟の中に、部室、倉庫、練習室などがあります。基本的に公認サークルしか利用できません。

1-2.公認サークル

公認サークルとは慶應義塾大学によって公認学生団体として許可されたサークルのことを指します。公認学生団体はサークル員が全員慶應生のサークルしかなることができません。公認学生団体になると大学内に部室や倉庫が割り当てられる、練習場が使用できる、三田祭でライブができるなど、多くの恩恵が得られます。公認学生団体の中でも、公認文化団体連盟に所属しているサークルと独立しているサークルの2種類があります。両社の大きな違いはありませんが、公認文化団体連盟には創設が古く、歴史があるサークルが多く所属しており、比較的創説設が新しいサークルは独立団体となっています。

1-3.部室、倉庫

部室、倉庫は塾生会館部室・倉庫総会および、学生部長により毎年許可された公認学生団体が使用することができます。部室、倉庫の使用には厳しい規則があり、公認サークルの中でも使用できるサークルは限られています。

1-4.練習場

練習室は練習場総会加盟団体のみ使用することができます。練習室の使用には厳しい規則があり、公認サークルの中でも使用できるサークルは限られています。

2.ロック、ポップス系

2-1.BEAT☆POPS研究会

記念すべきトップバッターはBEAT☆POPS研究会です!。BEAT☆POPS研究会は慶應に古くからある公認バンドサークルであり文化団体連盟所属です。オルタナやグランジ、シューゲなど、洋楽ロックを中心に演奏している少数精鋭のサークルです!サークル名にポップスと入っていますがポップスをやっているのは見たことがありません...(笑)。シャンソン研究会と兼サーをしている部員も多く、本当に音楽が好きな人が集まっています。演奏ももちろんうまいですが、ライブのパフォーマンスと熱量が半端ないので是非一度ライブを見てみてください!洋楽が中心ですがたまにスーパーカーやナンバガ、アートスクールなどの邦ロックも演奏しています。

規模:小~中規模
主な活動場所:塾生会館、西校舎
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:10000円
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可能

2-2.Beatles研究会

Beatles研究会はThe Beatlesを中心に洋ロックのコピーをして演奏する公認バンドサークルであり、文化団体連盟所属です。邦ロックを演奏することもあります。

規模:小~中規模
主な活動場所:塾生会館
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可能

2-3.Rexon 

Rexonはロック、ポップスを中心に幅広いジャンルをコピーする公認バンドサークルで独立団体です。やるからにはガチでをモットーととしており、少人数ながら実力の高いサークルです。実力主義ではありますが、サークルの雰囲気としてアットホームであり、初心者の入サーも歓迎されています。これは筆者の個人的感想ですが去年の三田祭の大ステージでの演奏がめっちゃよかったです(笑)。

規模:小~中規模
主な活動場所:塾生会館
部室、倉庫の割り当て:なし
練習室の使用可否:不可
入サー費:なし
年会費:5000円(半期)
入サー期限:年中入サー可能

2-4.groove

grooveは公認サークルではありませんが部員数は100名近い大規模バンドサークルです。月に1度ライブハウスでライブを行っており、練習場所もバンドごとに様々です。演奏ジャンルは邦ロックを中心に幅広くコピーしています。

規模:中~大規模
主な活動場所:都立大学駅、学芸大学駅、渋谷、新宿
部室、倉庫の割り当て:なし
練習室の使用可否:不可
入サー費:1000円
年会費:2000円
入サー期限:年中入サー可能

2-5.RealMcCOYs

RealMcCOYsは今年で創立61年目(2023年10月時点)の歴史あるサークルです。ロックやポップスを中心にコピーしています。

規模:小~中規模
主な活動場所:渋谷、新宿
部室、倉庫の割り当て:なし
練習室の使用可否:不可
入サー費:8000円
年会費:13000円(1年生免除)
入サー期限:年中入サー可能。
モダンジャズソサエティ
文化団体連盟 通称ジャズ研、その名のとおりジャズを演奏するバンドサークルで週に一回塾生会館でセッションを行う。

2-6.総合音楽研究会(総音研)

総合音楽研究会(総音研)は2000年に設立された公認独立団体です。ライブごとにバンドを組みなおすフリーバンド制を採用しています!バンドサークルとしては女性の割合が高く、女性も気兼ねなく参加できます!部費は5000円。年中入サー可能。活動場所は下北沢や新宿が中心。

規模:小~中規模
主な活動場所:塾生会館、渋谷、新宿
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可能。

2-7.Keio Folksong Club(KFC)

慶應義塾大学とフェリス女学院のインカレサークルで1961年に設立された歴史あるサークルです。インカレのため、公認学生団体ではありませんが、バンドサークルの中では女子部員の割合がかなり多いサークルなので女性も入りやすい雰囲気だと思います。

規模:小~中規模
主な活動場所:都立大学、学芸大学、横浜
部室、倉庫の割り当て:なし
練習室の使用可否:不可
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可能

3.ブラックミュージック系

3-1.K.B.R Society THE KALUA

K.B.R Society THE KALUAは文化団体連盟所属の公認バンドサークルです。演奏ジャンルとしてはAcid jazz、R&B、Neo soul、AORヒップホップなど、ノリがいいブラックミュージックを主に演奏しています。ブラックミュージックの肝となるホーンセクションがいるのが特色です。KALUAと後述するSCHACKS、クロスオーバー研究会の3つのサークルは「3サー」と呼ばれ、サークル同士の交流が深いです。ちなみにめちゃうまいです。

規模:中規模
主な活動場所:塾生会館、渋谷、新宿
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:5000円
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可能。

(補足)3サーについて・・・カルア、シャックス、クロスオーバー研究会の総称。3サークルとも古くからある公認バンドサークルで、演奏技術が高い。ファンクやソウル、R&B、ソウルなどのブラックミュージックを中心に演奏(クロスオーバー研究会はフュージョンを中心に演奏)している。この3サークルは交流が深く、一緒にライブを開催したり、3サー内で兼サーしている人も多い。

3-2.K.B.R Society MODERN SCHACKS

K.B.R Society MODERN SCHACKSは文化団体連盟所属の公認バンドサークルです。正直3サーは仲が良すぎるので筆者はカルアとの違いがよくわかっていません(笑)。ですが、カルアの公式ツイッターによるとシャックスはブラックミュージックの中でもファンクを演奏することが多く、カルアに比べると古めで盛り上がる曲を演奏することが多いらしいです。カルアと同じようにホーンセクションが存在します。ちなみにありえんうまいです。

規模:多分カルアと同じ
主な活動場所:多分カルアと同じ
部室、倉庫の割り当て:多分カルアと同じ
練習室の使用可否:多分カルアと同じ
入サー費:多分カルアと同じ
年会費:多分カルアと同じ
入サー期限:多分カルアと同じ

3-3.Crossover Society

クロスオーバー研究会は文化団体連盟所属の公認バンドサークルです。フュージョンという難易度の高い楽曲を主に演奏しているため、その演奏技術は折り紙付きです。サークル員数こそ少ないですが、まさに少数精鋭で、ジャズフェスやライブハウスでのセッションに参加するなど、学外で活動しているサークル員も多いです。

規模:小~中規模
主な活動場所:塾生会館、渋谷、新宿
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可能。

4.オールジャンル

4-1シャンソン研究会

シャンソン研究会は文化連盟団体所属のオールジャンバンドサークルです。1950年台のシャンソンブームの時に設立された歴史あるサークルで、邦洋や年代を問わず幅広いジャンルの楽曲を演奏しています。シャンソン研究会の大きな特徴として、ホーン隊(トランペット、サックス、トロンボーン)の存在があげられます。ホーン隊が在籍していることによって、一般的なバンドサークルではコピーが難しい楽曲をコピーできるのが特徴です!例えば、サザンや岡村靖幸などの、ホーン隊がいて音数が多いPopsや、スカパラ、T-suqareのようなホーン隊が主役のインストも演奏できます!

また、バンドサークルでは珍しく、入サー制限を行っていることも大きな特徴です!入サー制限をしている理由は、ライブでの一人一人の演奏機会を増やし、よりライブを楽しめるようにするためです。シャンソン研究会の部員の中には一年で100曲以上演奏する人も少なくありません。サークル員数を制限しているため一人一人の負担はそれ相応に増えますが、その分一度のライブでたくさん演奏することができ、楽器もどんどんうまくなります!また、部員数が少ないため、部員同士の中も深まりやすく、雰囲気としてはとてもアットホームです。
※入サー制限を行っている関係で入サー期限が新歓期間中に終了してしまいます!この記事を読んで少しでも興味を持った方はぜひ一度シャンソン研究会の新歓に足を運んでみてください!

規模:中規模
主な活動場所:塾生会館、渋谷
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:3000円
年会費:10000円
入サー期限:新歓期間中

 

4-2.Offcourse Music Company(オフ研)

Offcourse Music Company(オフ研)は、慶應最大の公認バンドサークル(独立団体)であり、部員数は200名にも上ります!三田祭のメインステージでは毎年4年生が全員出演して楽しそうにライブをしているのが印象的です!ライブごとにバンドを組むフリーバンド制で、邦ロックだけでなく、洋楽やアニソン、J-popからアイドルソングまで様々なジャンルを演奏できます。初心者から上級者まで幅広く在籍しています。

規模:小~中規模
主な活動場所:塾生会館、渋谷、新宿
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可能。

5.メタル系

5-1.重音楽部 

十音楽部は最近、い軽音とKSSというふたつのメタルサークルが合併したできたゴリゴリのメタルサークルで、公認独立団体です。メタルは演奏難易度が高い曲が多いため、サークル員の演奏レベルも相応に高い印象があります。慶應で数少ない幅広い範囲のメタルができるサークルなので、メタル好きな慶應生はぜひ足を運んでみてください!

規模:小~中規模
主な活動場所:不明
部室、倉庫の割り当て:不明
練習室の使用可否:不明
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:不明

6.ボカロ、アニソン系

6-1.bandcirclelyrical

bandcirclelyricalはアニソン、ゲーソン、ボカロを中心に演奏するバンドサークルです。うまい人が多いイメージでしたが色々あって現在は活動自粛中です...

規模:小~中規模
主な活動場所:不明
部室、倉庫の割り当て:不明
練習室の使用可否:不明
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:不明

7.その他

7-1.ユーロ研 

ユーロ研は真のオールジャンルバンドサークルとの呼び声も高く(超絶主観)、バンド、弾き語り、DTM、DJ、VJ、ラッパーなど幅広く募集しています。最近まではユーロロック研究会という名称でしたが、現在はロックを中心に行うサークルではなくなったためユーロ研へと名称変更しました。

規模:小規模
主な活動場所:塾生会館
部室、倉庫の割り当て:あり
練習室の使用可否:可
入サー費:不明
年会費:不明
入サー期限:年中入サー可

8.まとめとお願い

最後までご覧いただきありがとうございます。この記事では慶應義塾大学の15個のバンドサークルについて解説いたしました。この記事が新入生の皆さんの大事なサークル選びのお役に立てたら幸いです。

最後にお願いです。この記事はできるだけネットで調査をしたうえで情報を載せていますが、確実に正確な情報とは限りません。また、筆者の主観も多分に入っています。もし、この記事に記載されたサークルの関係者様で情報の不備や間違いに気づかれた方は下記のフォームよりその修正内容について記載して送信していただけますと非常に助かります。また、情報の不備だけでなく、サークルの雰囲気や、アピールポイントなど、関係者様にしかわからない要素も多分にあると思いますので、それらについても下記のフォームに記載して送信していただければこちらで加筆いたします。情報提供心よりお待ちしております。